「昭和22年創業・白ハト食品工業の挑戦」畑から販売までの一気通貫

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トマト士長
トマト士長

米先任!自分、白ハト食品工業の「らぽっぽなめがたファーマーズヴィレッジ」を訪問し、神栖の圃場視察と行方でのサツマイモ収穫研修、さらに事業打ち合わせを行ってきたであります!茨城全体で46ヘクタール中、神栖が約30ヘクタールを担い、放棄地をサツマイモ農地へ転換している実情を確認したであります!

数値で語れるのはよい報告じゃな。放棄地の再生は社会的意義が高いが、排水や土壌脆弱性、雑草管理など難所も多い。PDCAを丁寧に回す設計思想が肝心じゃのう。

米先任
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トマト士長
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神栖はため池の埋立地が多く排水が悪い一方で砂地も広く、根菜が育ちにくい環境ゆえ、自製堆肥で土の組換えを進めていたであります!現場ではツル刈り・マルチ剥がし、ポテカル収穫での芋とツルの分離など、6次化に最適化された独自オペレーションを学んだであります!

生産から加工・販売まで一本の線で結ぶ6次化は、作業標準と品質の一貫が要じゃな。安全動線、排水路の維持、除草計画まで含めて手順書を整えれば、再現性が高まるぞ。

米先任
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トマト士長
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午後は佐藤常務と意見交換し、福島で「復興」ではなく「発展」を志向した協働を検討したであります!オーナー制度を軸にした生産、規格外サツマイモの価値化、援農体験の受け入れ設計を議題にし、次回は福島で実地打ち合わせを行うであります!

よかろう。まずは小規模パイロットで排水改良区画を切り、堆肥ヤード・簡易SOP・受け入れ研修の三点を整えて回すのじゃ。退職自衛官の即応力を繁忙期に当て込み、現場の負担を下げる布陣を敷けい。焦らず、確実に、一歩ずつ前進じゃぞ。

米先任
米先任

ごあいさつ

創業昭和22年、いも・たこ・なんきんの製造から販売までを手がける総合食品メーカー白ハト食品工業が運営する「らぽっぽなめがたファーマーズヴィレッジ」を訪問しました。神栖の圃場視察行方の圃場でのサツマイモ収穫研修、そして今後の事業打ち合わせを行いました。


神栖圃場の視察

放棄地をサツマイモ農地へ

ファーマーズヴィレッジは耕作放棄地を借りてサツマイモ農地に転換しており、行方で10年、神栖は7年の取り組み。北茨城・高萩を含む茨城県全体で46ヘクタール、そのうち神栖が約30ヘクタールとのことでした。

地域特性と土づくり

神栖はため池の埋立地が多く排水が悪い一方で砂地が広く、根菜類が育ちにくい環境。そこで堆肥を自製し、土壌の組換えを行いながら生産が進められていました。私たちは、現場での地道な土づくりが面積拡大の土台であることを実感しました。


放棄地再生の意義と課題

社会的意義と挑戦領域

離農と土地問題の拡大により、耕作放棄地は全国で増加。その土地を活かすことは社会的意義が大きく、農業自衛隊は積極的に取り組むべき分野だと再確認しました。

PDCAで一歩ずつ

一方で排水・土壌の脆弱性・雑草管理など課題は多く、時間・労力・工夫を要します。だからこそPDCAを回しながら段階的に改善し、モデル化して展開していく重要性を学びました。


行方圃場での収穫研修

独自オペレーションの学び

生産から販売までの6次化を実践する現場には、ツル刈り・マルチ剥がし、さらにポテカル収穫時の芋とツルの引き剥がしなど、自社に合った工夫が散りばめられていました。従来のさつまいも農家とは異なる独自のオペレーションを体験し、私たちにとって新たな学びとなりました。


事業打ち合わせ(午後)

福島での協働に向けて

佐藤常務と、事業内容や双方の親和性について意見交換。茨城に限らず、「復興」ではなく「発展」を志向した福島での生産・雇用・援農のコラボについて議論しました。

具体的な検討テーマ

  • オーナー制度を軸にした生産スキーム
  • 規格外サツマイモの活用による価値化
  • 援農体験の仕組みづくりと受け入れ設計

官との連携や地域信頼を積み上げた10年のゼロイチ経験と、農業自衛隊のリソース・近年の知見を掛け合わせることで、地域とともに新しい可能性が広がると確信しました。次回は福島での実地打ち合わせを行うことになりました。


まとめと感謝

らぽっぽなめがたファーマーズヴィレッジの皆さま、繁忙期にもかかわらず視察・研修・打ち合わせの機会をいただき、ありがとうございました。私たちは、放棄地再生や6次化の現場知を学び、地域と連携して前へ進む決意を新たにしました。今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

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