私たち農業自衛隊は、持続可能な生産と有事への備えに配慮し、土づくりから栽培方法まで多角的に取り組んでいます。微生物の力を活かす「菌ちゃん農法」や「有機栽培の基礎」を学び、生産現場に活かすことで、持続可能かつ有事においても生産可能な農業の実現を目指しています。

Refarm代表・松井さんのご協力による菌ちゃん農法の修得
微生物を主役とした土壌改良の一手法である「菌ちゃん農法」は、土中の微生物の多様性を高め、植物が本来持つ生命力を最大限に引き出すことを大切にする栽培方法です。私たちは農業自衛隊の活動と深く連携するRefarm代表・松井さんのもとで指導を受け、土づくりや堆肥づくりを学んでいます。
- 土壌の有機物を活性化する微生物の役割
- 病害虫を抑える力を引き出す養分バランス
- 有事においても持続できる農薬・肥料を使わない農法
有事における農作物の栽培
「菌ちゃん農法」の研修プログラムを行うRefarm様は、我が国の有事における危機的状況においても国民一人一人が生産活動をすることが出来るように小規模なスペースで農薬・肥料を使わずに生産できることを目指し「菌ちゃん農法」を教えています。



農業自衛隊がめざす持続可能な農業
- 土壌に負担の少ない農業
菌ちゃん農法をはじめとして、土壌に負荷の少ない持続可能な農業を目指します。 - 有事リスクの削減
有事に際し、燃料・農薬・肥料の入手が困難な状況においても食料生産力を持続させるため、それらに頼らない農法に挑戦し続け有事における食糧不足に備えます。
有事への備え
自然環境への負荷を抑え、有事にも揺るがない強い農業を実現するために。
農業自衛隊は、微生物の力を活かした「菌ちゃん農法」をはじめ、持続可能で自立した農法に挑戦し、平時はもちろん有事においても食料を守り続ける体制づくりを進めています。