ごあいさつ
千葉県多古町の「たちばなふぁーむ」さまにて、農業研修をさせていただきました。今回は、にんじん🥕の播種作業を体験しました。
畑へ向かうまでの学び
道具の準備と出発
畑へ向かう前に、必要な道具や作業の流れを一つひとつ丁寧に教えていただき、軽トラックに積み込みました。私たちはトラクター🚜と軽トラックに分かれて畑へ出発しました。
山を切り開いた畑
向かった畑は、かつて山を切り開いてつくられた土地だそうです。道中では、竹が生い茂る農道を通りました。竹が覆いかぶさってしまう道は、普段お母さまがノコギリを車に積み、倒木を切りながら進んでいるとのこと。農を守る日常の苦労を知ることができました。
畑での作業体験
畑の周囲の現実
にんじん予定の畑の周囲には、農業を続けられなくなった土地が森のようになっているところもありました。一方で、飼料用とうもろこし畑も広がっていました。農業を続ける厳しさと重みを改めて実感しました。
播種の体験
畑に着くと、まずは土を耕し、播種の準備をしました。はじめて見る「テープ状の種」をまっすぐ畑に敷き、土をやさしくかぶせていきます。炎天下での作業は時間との勝負。体力との折り合いをつけながら、効率よく丁寧に進める工夫が求められました。
電柵の設置
最後に、いのしし🐗から作物を守るために電柵を張り巡らせ、作業を終えました。この地域ではいのしし被害が増えているとのこと。「どうか元気に育ちますように」と願いを込めて畑を後にしました。

交流と学び
シェアキッチンで語られた思い
作業の後は「たちばなふぁーむ」さまが運営されているシェアキッチンでお話を伺いました。
「多古町から田畑を守り続けるのが難しいおじいちゃんおばあちゃんを支えていきたい。農業に関わる人をもっとつなげていきたい。」
その思いは、私たちの願いとも重なり、心に深く響きました。
紫蘇ジュースの味わい
お母さまがふるまってくださった手作りの紫蘇ジュースは、やさしい味わいで心身に染みわたりました。惜しみなく知識や経験を教えてくださる姿勢とともに、忘れられない時間となりました。
まとめと感謝
農業の厳しさと温かさ、そして地域を支える強い思いを学んだ貴重な一日でした。
たちばなふぁーむさま、本当にありがとうございました。これからもどうぞよろしくお願いいたします。
