※写真右上、越河さん

米先任!
多古町のKOSHIKAWA FARMでネギの定植をお手伝いしてきたであります!
溝に苗を丁寧に立てていく作業、奥深かったであります!
うむ、ネギは見た目以上に根を張る作物じゃ。
定植の一手一手が、その後の育ちを決めるんじゃぞ。


越河さんの“迎える力”に、自分、感動したであります…。
新規就農された方を仲間として受け入れていて。
閉ざすより、開く。
それが未来への道じゃな。
受け入れる土壌を耕すのも、農のひとつよ。


来年2月頃には収穫予定とのこと、自分たちが植えたネギが大きく育つ日を想像すると、胸が熱くなるであります!
ネギと同じじゃ、おぬしらも時をかけて強くなる。
暑さも寒さも乗り越えてこそ、ほんまもんの力がつくんじゃ。

◆ 多古町・KOSHIKAWA FARMへ!
今回、農業自衛隊は千葉県多古町のKOSHIKAWA FARMを訪れ、
代表の越河(こしかわ)さんからネギの定植作業を教えていただきました!
ネギ苗の先端を切りそろえ、軽トラックで畑へ。
前日に溝を掘って準備していただいていた畑に、丁寧に苗を植えていきます。



◆ 越河さんのまなざしと行動力
越河さんは、4年前に多古町で新規就農されました。
それ以前は民間企業での経験を積み、現在はその知見を農業にも生かされています。
- 研究熱心で、学びの姿勢がぶれないこと
- 他者の話にしっかり耳を傾け、的確なアドバイスをくださること
その一つ一つの姿勢に、私たちも大いに刺激を受けました。
さらにこの日には、新規就農されたばかりの方も来ており、農業を志したきっかけとして
「ずっと会社の世界で使われる生き方を変えたい」と語ってくれました。
その想いと、それを受け止める越河さんの“迎える力”に深い共感と敬意を抱きました。
◆ 閉鎖的な壁を超える存在に
農業の世界には、いまだに地域社会の古い仕組みが根強く残っています。
そうした中で越河さんは、「新しく来る人たちを“仲間”として迎える」という姿勢を貫いておられます。
「受け入れてくれる人の存在」ほど心強いものはない
この言葉に尽きます。
人口減少と少子高齢化が進行する今、
「受け入れる側」の意識改革なくして、地域の未来は立ち行きません。
誰かが来てくれるのを待つのではなく、
自ら迎え入れる土壌をつくる人こそが、今求められる存在なのだと、あらためて強く感じました。
◆ 農業自衛隊の決意
我々農業自衛隊も、同様です。
これまでの仕組みに迎合するのではなく、
未来と人の幸せを見つめ、
自分たちにしかできない役割を果たしていく。
まだ世の中に存在しない「新しいハブ」として、
より良いネットワークと新たな農の仕組みを創出していきます。
◆ ネギに想いを託して
今回植えたネギは、これから暑さ、台風、寒さを越え、
来年2月頃に収穫を迎える予定です。
夏の陽ざしに鍛えられ、
冬の冷たさに磨かれ、
どうか無事に、大きく育ってほしい──。
また来ます!
越河さん、引き続き、ご指導・ご連携のほどよろしくお願いいたします!
