多古町の米農家の大木さんに田植えの研修をさせてもらいに行ってきました。
前日から田んぼの畦道の草取りをして準備してくださったお母さんありがとうございます。
大木さんは、研修させてもらってる多古米王子萩原さんのお父さんと一緒に昔、日本酒を作っていた仲でもあり、多古町の歴史や風土に詳しく農家仲間も多い方で、多古町役場の方に紹介していただきました。
近くに流れる川が氾濫し何度も被害を受けながらも乗り越えて米農家を続けてこられました。



苗運びや鍬で田んぼの縁の草取りをさせていただきました。
いくつかの田んぼを行ったのですが、各田んぼによって土の様子や水中の生物の種類が違っているのに気づきました。
除草剤をまいた田んぼはオタマジャクシが少なくなってしまうそうです。
田んぼの土の具合によって田植え機での操作が難しくなるため、
お父さんの感覚や指示のもとで息子さんが田植え機を操作していました。
苗を田植え機に積むのも手際よく、家族の連携プレーが見事で、長年家族で支え合ってやってきたのがよくわかりました。



お昼にはお弁当を用意していただき、田植えしたばかりの田んぼを眺めながらみんなで並んで食べました。

家と田んぼを軽トラックで何度も往復し、
苗を運んだり家の事をしたり、苗の様子を見てハウスの苗に水をあげに行ったりするお母さん。
米農家を支えてきたお母さんの存在感や偉大さも感じました。

午後は、別の農家さんが田植えを終え余ってしまった苗をいただいて植えるとのことで、農家さん同士が支え合ってる姿やまた、そういった声がかかるお父さんの人柄の良さも感じました。
人望も厚いお父さんは多古町の農業委員会を18年間もつとめられました。
農業自衛隊がこれから連絡をとりやすいようにと
LINEまではじめてくださったお父さん。
優しい笑顔の奥にある、これからも多古町を日本を守っていきたいお父さんの強い想いに少しでも力になれるよう全力でやっていきたいとおもいます。
これからもよろしくお願いします!
