米栽培研修「種入れ①」in多古町萩原さん

活動状況

今週も多古町
多古米王子のいる萩原農場へ行ってきました!
今回は種蒔きをさせてもらいました。

先週ハウスに並べた種蒔き1日後の芽が出たばかりの苗は
1週間で青々と元気に成長していました。

種蒔きの機械へお母さんが苗箱を流し、お父さんが種や土、栄養(リン酸)を入れていきます。そして種蒔き後のパレットを積んでいく作業をしました。

種はほんの少し芽が出てる状態がベストとのことで種や天候の具合を見て種蒔きのタイミングを決めます。
種は一般的には農薬で消毒されますが、
萩原農場では温湯消毒という農薬を使わない方法でやっています。私たち隊員がいない間の温湯消毒作業の様子をお母さんが撮影しておいてくださいました(ありがとうございます!)。
種蒔き機で流す水も薬を使わず行います。
薬を使用しないでできる技術や感覚もすべてお父さんの知識と経験。
種を機械に入れながら目と手で感触を確かめておられました。
「手間をかけるとお米も美味しくなる。
米と語るのが楽だ」とお父さん!

多古米王子は、このお父さんの感覚・技術を継承できるよう日々努力されています。
小学校の文集に将来の夢で父を継ぐことを書いていたそうです。

種蒔き、昔はみんな歌を歌いながらやっていたとか。
新しい機械好きの萩原家のおじいちゃんの米づくりの挑戦や開発された話を聞きながら、萩原農場の技術やご家族の明るさ、あたたかさもご先祖さまから代々継承されてきたんだなぁと実感しました。

お弁当まで用意していただき、お米やお野菜のお土産もありがとうございました!
かっこいい米袋のデザイン!
とても美味しいです。この美味しさをみんなが味わえるよう学んでいきます。これからもよろしくお願いします‼️

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