「手で植え、手で選ぶ」現場のリアルがくれた示唆

活動状況
トマト士長
トマト士長

米先任!自分、平山さんの圃場で定植した紅はるかの収穫と選別を手伝ってきたであります!苗が立派に育ち、自分も嬉しかったであります!

おぉ、それは喜ばしいのう。一から植えたものが実を結ぶのは、現場でしか味わえぬ感動じゃな。

米先任
米先任
トマト士長
トマト士長

選別は思ったより繊細で、一本一本手に取りA品・B品・不可に分ける作業で自分、ひとつひとつの「手応え」を学んだであります!午後はマルチはがしもやって、土の匂いや感触も体に刻んだであります!

選別とマルチ剥がしは作物の品質を左右する重要工程じゃ。土を感じることが次の改良につながるのう。

米先任
米先任
トマト士長
トマト士長

平山さんからは土壌微生物の話をたくさん聞き、自分たちも質を高めることの重要性を強く実感したであります!量だけでなく、持続可能な価値ある作物づくりを進めるであります!

その学びを現場で活かすのが肝心じゃ。数を追うだけでなく、土壌の状態と栽培法をセットで磨いていくのぞ。

米先任
米先任
トマト士長
トマト士長

ありがとうございます、米先任!自分たちも平山さんの知見を基に次の圃場設計や土づくりに取り組み、品質と量の両輪で成果を出していくであります!本当に感謝であります!

よかろう。その決意を忘れずに、まずは小さな改善を積み重ねよ。現場で汗をかき、土と対話する者だけが次の一歩を切れるのじゃのう。応援しておるぞ。

米先任
米先任

ごあいさつ

昨年のアグリカレッジ研修からお世話になっている千葉県多古町の農家・平山さんのところへ行ってきました。4月末に私たちも定植させてもらったサツマイモ(紅はるか)の苗が、夏を越えてしっかりと実をつけ、今回はその収穫作業に参加させていただきました。


収穫と選別の流れ

泥付きで届く一本を、手で見極める

畑から運ばれてきたばかりのサツマイモは、泥のついた状態でコンテナに入っています。作業場ではまず茎を切り落とし、サイズや形状によって「A品」「B品」などに分けていきます。一本一本を手に取り、重さを量りながら選別するこの作業は、単純に見えてとても繊細でした。芋ごとに違う“手応え”を感じました。

午後の畑作業:マルチをはがす

午後は畑へ行き、畝を覆っていたビニール(マルチ)をはがす作業を行いました。土の匂いと日差しのなか、定植からの時間がひとつにつながる感覚がありました。


平山さんと語ったこと

温かい応援と丁寧な助言

作業の合間には、平山さんとたくさんお話をさせていただきました。平山さんは、私たちの活動をいつも温かく見守り、今回も近況を真剣に聞いてくださり、ひとつひとつに丁寧なアドバイスをくださいました。

研究熱心さと「土」の話

平山さんはとても研究熱心で、各地に足を運び、調査し、実際に試し挑戦されています。特に印象的だったのが「土」についての話。土壌中の微生物の働きやバランスの大切さを学び続けておられ、その知見を惜しみなく共有してくださいました。私たちも農の本質にふれる貴重な時間となりました。


定植から収穫へ――うれしい報告

周囲が驚く立派な仕上がり

私たちが一本一本手で苗を植えた圃場では、周りの人が驚くくらい立派なサツマイモが実ったとのこと。そう聞いてとてもうれしかったです。土の状態、植え方、雨のタイミング。さまざまなことが絶妙に重なって、最高の結果につながったのだと思います。


量と質、その両輪へ

持続可能性と価値ある作物づくり

今、私たち農業自衛隊は量の拡大のための活動も進めていますが、質の重要性も改めて感じています。持続可能な農業、価値のある作物づくりに向け、今回学んだ土壌微生物の重要性や、実際に手を動かして感じた現場のリアルを、これからの活動に生かしていきます。


まとめと感謝

平山さん、いつも本当にありがとうございます。私たちの挑戦に寄り添い、支え、学びの場を提供してくださる姿勢に、心から感謝しています。これからも、どうぞよろしくお願いいたします。

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